ドミニコ会員になるには
養成の各段階
1)修道会とコンタクトをとる。
一人のシスターが個人的な霊的同伴をし、共に識別をします。
いくつかの共同体に滞在し、修道生活の体験をします。
2)志願期
志願期は、修道会も志願者も双方がお互いを知り合うときです。
ドミニコ会生活に入る喜びを成熟させるよう、共同体生活の体験を分かち合います。
3)修練期
修練期はドミニコ会生活を識別し、誓願を生きる選びを準備するときです。世から身を引いた祈りと沈黙の中で信仰を深め、ドミニコ会生活の基礎を据えます。
4)修学期
初誓願を立てたのち修学期に入ります。修学期は初誓願の時にした選びの中に自らを次第に根付かせるときです。兄弟愛の生活、使徒職、勉学、祈りなどのドミニコ会生活に必要な要素の統合を学び、ミッションに漸進的に参与し、受けた召命に自由に応える主体性を身に付けます。そして修学期の養成を終えた後、終生誓願を宣立します。
ドミニコ会員としての生活
「ドミニコ会の統治は兄弟たちへの信頼に基づいている。信頼は兄弟たちに対する尊敬と愛の表現である。入会者が、自分が受け入れられ、愛されていると信じるなら、恐れることなく兄弟たちの手の中に自分の手を置くことができる。これは信頼の行為、自由な行為、無条件で誓う行為である。この行為は神と兄弟たちの愛に忠実に生きるよう、互いに助け合うように、私たちに責任を負わせる。」
(説教者兄弟会第85代総長 ティモシー・ラドクリフ)
イエス・キリストのうちに、私たちはいのちの源泉、意義、そして終わりに至るまでを見出します。誓願を通して、私たち一人ひとりのいのちのダイナミズム:愛すること、所有すること、自分自身を自由に行使すること、を最も深い根源から奉献します。
ドミニコ会生活を選ぶということは、神のみことばを告げ知らせ、信仰の奉仕をすることを熱望し、これに自分が惹き付けられることです。